葬儀の基礎知識

曹洞宗

禅宗の一派である曹洞宗は、道元(1200~1253)が入宋して伝え受けました。曹洞宗は特定の所依の経典はありません。しかし『般若心経』『法華経』などの大乗経典や真言陀羅尼、中国の祖師の著作、「舎利礼文」「修証義」などがよく読誦されています。ご本尊は釈迦牟尼仏。本山は、道元の開いた永平寺(福井県吉田郡)と瑩山の開いた総持寺(横浜市鶴見区)です。曹洞宗の葬儀は往生浄土ではなく、すみやかに悟りを開かせることが目的です。

式の特色

曹洞宗の根本宗典は道元の『正法眼蔵』であるが、明治になって『正法眼蔵』を在家用にまとめた『修証義』が編集されました。現行の在家葬法は宗の時代にまとめられた『禅苑清規(ぜんねんしんぎ)』(1103)が、鎌倉時代に日本に伝わり影響をあたえたものです。日本では中国のように葬儀は派手ではなかったし、墓も公卿でなければ認められませんでした。

布覆、白幕、位牌、脚絆、数珠、霊膳、六文銭などは、中国の風習を取り入れたものすが、今では日本の伝統として伝わっています。禅宗の葬儀は楽器を鳴らして賑やかなのが特徴です。

故人を剃髪して戒律を授け、この世の縁を絶ち切って、如来光明の空の世界に引導する儀式であります。浄土系の浄土は下品下生から上品上生まで九つの往生の仕方がありますが、禅宗では速やかに悟りの世界に導くものです。

戒名

戒名は「院殿号・院号」「道号」「戒名」「位号」から構成されています。多くは「道号」「戒名」「位号」で、これらは二文字が原則です。また禅定門(尼)を用いることがあります。白木の位牌の上位には「新帰元」、下位には「霊位」の字を書くことがあります。

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