2023年5月17日

日差しが強くなり気温は上がってくるけれども、風が爽やかなこの季節。
そんな中、ベルのような可愛らしい花を咲かせるスズランを今回はご紹介します。

スズランの花は4月～5月頃。
白い花が咲くイメージですが、ピンク色の花が咲く種類もあります。
どちらも意外と丈夫な性質で、植えて楽しむ場合寒さにはかなり耐えてくれます。
反対に夏の強い日差しが苦手なので、日本の気候では夏越しに注意が必要そうですね。
植わっている株だと、お花の後にまんまるの実が緑から赤に変わっていく様子も楽しめます。
また、とても良い香りがあるのも特徴です。
三大フローラルの一つとも言われており、香料の原料にもなるそうです。

花も香りも良いのですが、毒のある植物としても有名なのがスズラン。
山菜と間違えて食べ、中毒を起こした例もあります。
小さなお子様やペットのいるご家庭では、葉や花を口に入れたり、活けた水を飲んだりしないよう注意が必要です。

毒があるというと怖い印象がつきそうですが、花言葉は良い言葉が並んでいます。
「幸運」、「再び幸せが訪れる」、「純粋」などなど・・・。
そのため、ギフトにもぴったりなお花なんです。
フランスでは、花嫁に贈る花としてスズランが活躍するのだとか。

『受け取った人に幸運をもたらす』と言われるスズラン。
入手時期が限られるため、お店で見かけたら季節を感じられるお花として自分用にも贈り物用にもきっとお役立ちです♪