フラワーディレクターからの花だより
別名『七変化』の花「アジサイ」
2019年5月16日
『アジサイ=梅雨の時期の花』というイメージが強いですが、最近では様々な色、たくさんの種類のものが通年、出回るようになりました。
皆さんはアジサイと聞いてどんな形をイメージしますか?
皆さんがお花屋さんや小道で見かけるアジサイは手毬のようなアジサイだと思います。ですが、実はそのアジサイは江戸時代の末期にヨーロッパで改良された形なのです。
その他にも楕円のようなものや枝に咲いているものもあります。
また花びらに見えるところは花ではなくガクで、セイヨウアジサイはすべてが、ガクで覆われています。そして色も土の成分によって色が変わります。
アジサイは別名『七変化』とも言うそうで、多種多様なアジサイならではの別名ではないでしょうか。
アジサイの花言葉は『移り気』『冷酷』『辛抱強さ』です。
マイナスのイメージを持たれる方もいらっしゃると思いますが、『移り気』という言葉はアジサイならではのものです。アジサイの花は咲き始めから花色がどんどん変化します。
ブルー系のクールな色合いが多いことから『冷酷』。開花時期の梅雨から暑い7月にかけての長さから『辛抱強さ』という花言葉が付きました。
どれもぴったりの花言葉ですね。
今回はアジサイをメインにしてあっさりしあげました。じめじめとした季節少しでも涼しさを感じていただけたらうれしいです!