フラワーディレクターからの花だより
さまざまな色や形をした陽気な花「ガーベラ」
2018年9月16日
今回はアレンジメントやフラワーショップなどでよく見かけるガーベラを皆さんにご紹介致します。
ガーベラとは、キク科・ガーベラ属に分類される花の総称です。
熱帯アジアや、アフリカなど広い範囲の国々に生息しています。
野生種の種類は約40種類、品種改良で生み出されたものは数百種類と言われています。
皆さんは、ガーベラにはいろいろな咲き方があるのをご存知ですか?
咲き方を大別すると5つの種類があります。
- 一重咲き
一般的な咲き方です。中心の花芯が花びらと同色のタイプです。 - 八重咲き
これは中心まで小さな花びらがぎっしりついているものです。次にご紹介するのは私もあまり目にしたことがない、珍しい咲き方です。 - スパイダー咲き
針のように細い花びらが無数ににつき、花弁の先が尖っている特徴的な咲き方です。その姿は花火に似ています。 - カール咲き
これは花びらがうねるように波打っている咲き方です。大輪によくみられます。 - 変わり咲き
ボール型が特徴で、とてもガーベラとは思えない個性的な咲き方です。アリウムという花にとても似ています。
ちなみに今回使用しているのは「一重咲き」で、最もよく目にするものです。
ガーベラには様々な花言葉があります。さまざまな色や形をした陽気なガーベラが、その場にいる人々の気持ちを明るくさせることにちなんで、「希望」や「常に前進」という花言葉が生まれたそうです。
ピンク色の花言葉は「熱愛」や「気高くて美しい」で、好きな感情を表現するのにぴったりです。
愛だけではなく、「童心に帰る」など幼いころの純粋な気持ちを表現することもできるので、好きな相手や自分にプレゼントすることができます。
また、近年はフューネラルの花祭壇に使われることも多くなってきました。
当社でもご葬家様のご要望に合わせて取り入れることも可能ですので、是非お問い合わせくださいませ。