フラワーディレクターからの花だより
チューリップは愛の花、でも黄色と黒は要注意!?
2018年1月17日
今回の花はチューリップを選んでみました。
チューリップは、春に様々な花色で私たちを楽しませてくれる植物の一つですね。独特の姿をした、華やかな花は、とても存在感があります。
それではまずチューリップの花言葉を紹介したいと思います。
「名声」「思いやり」「愛の告白」
チューリップの花言葉の由来は、諸説あるようで、そのうちの1つがオランダのチューリップ物語です。ある美しい女性が3人の騎士にプロポーズされたところ、選ばれなかった2人のことを考え、なんと最終的には自分が花(チューリップ)になることで3人とも幸せになることを望みました。女性は花となり、3人の騎士はその花を大切に育てたという事です。
また、3人の騎士はプロポーズの際に、王冠(名声)、剣(強さ)、財産(資産)というそれぞれの魅力をアピールしたといわれています。チューリップは、花びらが「王冠」、尖った葉っぱが「剣」、球根を「財産」を表しているといわれ、男性に愛される女性の象徴として扱われるようになったそうです。
チューリップには、愛にまつわるステキな花言葉をいくつも持っていますが、中にはネガティブな意味をもつ花色もあります。それが黒色と黄色で、黒色は「私を忘れてください」、黄色は『実らぬ恋』という意味をもちます。
ただ、ダリアが「感謝/裏切り」という相反する花言葉をもつように、花言葉自体は曖昧で、占いと同じようなものです。プレゼントに贈るとき相手が花言葉を気にするようなら配慮してあげると安心ですね。
今回のアレンジはピンクのチューリップをメインに可愛らしく作成いたしました。
まだまだ外は寒いですが春はまちがいなく近くにきていると感じれる花ですね!