フラワーディレクターからの花だより
ハートの形が可愛い「アンスリウム」
2017年9月15日
今回の花はアンスリウムを選んでみました。ハートの形をしていて可愛らしい花ですよね!色もたくさん種類があってかためて活けるとスタイリッシュにも見せることができます。
「花言葉」煩悩、恋に悶える心、可愛い、飾らない美しさ、温かいもてなし、印象深い、無垢な心、献身的な愛、戯れの恋などたくさんあります。
この中から抜粋すると「煩悩」「恋に悶える心」は、ハート形で熱帯の鮮やかな色彩をもつアンスリウムの姿が、誰かに恋焦がれる胸の内のようであるとのことから付けられたそうです!
形から連想するとわかりやすい花ことばと言えますね。
「色別の花言葉」もあり
赤・・・「情熱」
白・・・「熱心」
ピンク・・・「飾らない美しさ」となります。
女性的なものが多い気がするのは私だけでしょうか?
個人的な見解ですのでご容赦ください。
花名の由来
属名の学名「Anthurium(アンスリウム)」はギリシア語の「anthosaura(花)」と「oura(尾)」が語源となり尾のように突き出た肉穂花序の姿に由来するそうです。
英語では「Tailflower(尾のような花)」とも呼ばれています。
和名の大紅団扇は、ハート形の紅い仏炎苞が団扇のように見えることから名付けられました。
やはり形が特徴的な代表的な花ですね!
調べてみると実は、花のように見えるハート形の部分はカラー、スパティフィラム、モンステラなどのサトイモ科植物にみられる仏炎苞(ぶつえんほう)です。実際の小さな花は、尾のように突き出た部分(肉穂花序)に密生しているとのことです。
なるほど!そうだったのかととても勉強になりました。