フラワーディレクターからの花だより
スイートピーの切り花を長く楽しむコツ
2016年12月16日
今月ご紹介するお花『スイートピー』の花言葉は、デリケートな青春の喜び、別離、微妙、門出、優しい思い出です。
スイートピーの花の形が、今にもパタパタと飛び立ちそうな蝶のようなので、花言葉「門出」が生まれたそうです。
名前の由来は、スイートピーのスイートは香りが良いこと、ピーは「豆」という意味からきていると言われています。
季節は12~4月。ちょうど今の時期、街のお花屋さんで見かけることも多いですよね。
淡い色合いが多く、可愛らしいその姿から、ちょこんと飾るだけでも優しく暖かな気持ちになれるのではないでしょうか?
ところでスイートピーといえば松田聖子さんの「赤いスイートピー」を連想される方もいらっしゃると思います。
実は当初は品種改良を重ねたものの発色が悪く、日持ちも悪かったそうです。
しかし、その後約18年にわたり試行錯誤を重ねた結果、2002年(平成14年)についに鮮やかな赤色をだすことに成功したということです。
さて、本題の切り花を長持ちさせる方法ですが、スイートピーのような花茎が空洞の花には水を少なめに半分以下にしていただくと、茎が溶けにくく花持ちが良くなります。
スイートピーは開花した状態でお花屋さんに並ぶことが多いので、切り花栄養剤等のご使用はされなくても大丈夫です。
そして毎日の水替えの際に花茎を斜めに切ることでより長く楽しめます。
スイートピーを入れてテーブル花を作成してみました。
当社ではこういった季節の花を入れたアレンジメントも扱っております。
お食事のテーブルの上やメモリアルコーナーなど色々な演出のお手伝いになればと考えております。
『スイートピー』花言葉
デリケートな青春の喜び、別離、微妙、門出、優しい思い出