料理長からの食材だより
桜海老の栄養素と旬レシピ《桜海老と生姜の炊き込みごはん》
2022年10月25日
今月は「桜海老(さくらえび)」についてご紹介します。
桜海老は、春と秋の年2回、旬があります。漁の解禁は3月下旬~6月上旬までの春漁、10月下旬~12月下旬までの秋漁です。
桜海老の繁殖期にあたる6月11日~9月30日までは資源確保のため、漁をすることはできません。また、冬季は海老が深海にいるため休漁になります。
桜海老の秋漁は11月ごろから旬を迎えますが、国内では静岡県の駿河湾でしか採れません。
秋に捕獲される桜海老は若いものが多く、皮が軟らかいのが特徴です。
桜海老は殻付きのまま食べる事が出来るため、殻に含まれるカルシウムを豊富に摂取できます。また、赤色の色素は「アスタキサンチン」という栄養素です。
「アスタキサンチン」の効能
アスタキサンチンは抗酸化作用が期待でき、生活習慣病の予防に役立つといわれています。
桜海老と生姜の炊き込みごはんレシピ
材料
- 米・・・・・2合
- しょうが・・・・・1かけ
- 桜海老・・・・・40g
- 細ねぎ・・・・・適量
調味料
- 酒・・・・・大さじ2
- みりん・・・・・大さじ1
- 塩・・・・・小さじ1
ポイント
一度冷ますと、より生桜海老のうまみがごはんになじみ、お弁当やおにぎりにしても美味しくいただけます。