資料請求・お問合せ

  1. 千葉県の葬儀社【博全社】HOME
  2. > 料理長からの食材だより
  3. > 黒毛和牛、実は外国品種とのかけあわせ!?

料理長からの食材だより

黒毛和牛、実は外国品種とのかけあわせ!?

2018年8月16日

今月はお肉について、お話ししたいと思います。
高級なお肉の代表である和牛は、その名前から生粋の日本牛と想像される方が多いと思います。特に黒毛和牛になると、日本牛のイメージが強いのではないのでしょうか。
ですが実際は、黒毛和種は日本の在来種と外国の品種を掛け合わせた混血種であることが殆どです。
和牛には黒毛和種・褐毛和種・短角和種・無角和種の4種類いますが、それぞれ誕生した土地、年代、経緯などすべて異なります。

そもそも、牛は群れで生活し、強い雄牛がリーダーとなって群れを守っていました。
1万5千年前のそんな様子がフランスの洞窟の壁画で残っています。やがて、仔牛を狩り家畜化されました。
日本では縄文時代から弥生時代の頃に家畜化が始まったとされています。
ですが、日本書記には牛や馬などの肉を食べることを禁止する令が出ていたため、一般に食べるようになったのは明治時代とされてます。

明治33年、農商務省はエアシャー種・ブラウン・スイス種・シンメンタール種などを輸入して和牛に交配しました。
その後改良を重ね、昭和12年には、黒毛和種という名称で認定されました。
ちなみに、現在登録されている黒毛和種の99.99%が兵庫県香美町の小代地区で飼育されていた一頭の但馬牛で種雄牛です。
「田尻号」を共通の先祖にしていると社団法人全国和牛登録協会によって、発表されました。
と言うことは、スーパーや焼き肉屋さんで提供されている、黒毛和牛はクォーターならぬワンエイス、ワンシックスティーンズ・・・
おそらく、もっと遡らなくてはならないといけませんが、純粋な日本の血だけではないということだけは明確、というわけです。

料理長からの食材だより一覧へ

0120-444-999 葬儀相談窓口 24時間365日 専門相談員が対応しますお急ぎの方へ 万が一の時の対処

契約企業・団体様向け割引のご案内

24時間365日対応

資料請求・お問合せ