料理長からの食材だより
千葉海域で収穫された寒鰤の鍋仕立て(沖すき)
2017年1月16日
千葉県の近郊の海域では、東京湾地域、内房地域、外房地域、銚子・九十九里地域とまさしく千葉県を囲む漁港の宝庫です。
さまざまな地域にはそれぞれ特徴があり漁獲方法も、収穫できるものも異なります。
今回外房地域のまき網漁で捕れる、たっぷりと脂がのり美味しさが増している寒ブリのご紹介です。
今の寒い時期の食卓にしばし登場するお鍋、今の時期にもっとも美味とされる千葉県で漁獲される寒鰤を使用した沖すきをご紹介いたします。
読んで字の如し海の幸をすき焼き風の少し甘いわりしたと野菜で仕上げた一品です。
材料としては、余った野菜やお魚の流用もできるお手軽鍋料理で、ですので是非一度お試しください。
沖すき
材料
※2人前の基本分量(写真は直径19cmの土鍋を使用しています)
- 寒鰤の切り身・・・・・30~40gを4切れ程度
- 帆立の貝柱(ボイル帆立でok)・・・・・2ケ分(横半分に切った物を4切れ)
- 海老・・・・・2本
- 白菜・・・・・1/16程度
- えのき茸・・・・・1/3パック
- 水菜または春菊・・・・・1/6パック
- 長葱の厚め斜め切り・・・・・4切れ
- 椎茸・・・・・1/2×2ケ
- 絹豆腐・・・・・1/2丁分
- 結び白滝・・・・・2ケ
わりした
- かつお出汁・・・・・400cc
- 味醂・・・・・80cc
- 日本酒・・・・・80cc
- 薄口醤油・・・・・80cc
薬味
- 万能葱の小口切り
- もみじ卸
作り方
材料の量は、加減して頂いて結構です。
わりしたは鍋に味醂と日本酒を入れて一煮立ちさせ薄口醤油とかつお出汁を入れるだけ!
後は通常の鍋同様です、お好みでもみじ卸、万能葱を添えてお召し上がりください。