料理長からの食材だより
千葉県産錦爽鶏とキノコのアヒージョ
2016年9月15日
千葉県の香取市を中心に澄んだ水と緑豊かな環境の中で育てられた錦爽鶏は、肉質は柔らかいが程好い弾力もあり、味わい深い品種の銘柄鶏です。
鶏もも肉は栄養価も豊富で、タンパク質は筋肉量を落とさず体脂肪を燃やしダイエット等に効果的であり、カリウムはナトリウムとの共同作業により血液やリンパ液の浸透圧を保ち細胞を正常に活動させます。
リンは骨や筋肉を強化し、B1は酵素の働きを助け糖質が高い白米を主食する日本人にとって欠かせない栄養素です。
B2は老化や動脈硬化を予防しビタミンAは皮膚や目の健康を促進する働きがあり、人間の健康維持のために欠かせない成分がいっぱいです。
今回は地産地消として千葉県の銘柄鶏の錦爽鶏と秋の味覚の茸を贅沢に使い、スペインの名物料理のアヒージョ風(ニンニク風味の意味)に仕上げました。
お手軽にできる料理なのでご家庭でもお試しください。
錦爽鶏とキノコのアヒージョ
材料(2人前)
直径16cmのキヤレット1台分
- 錦爽鶏・・・・・20g×8切れ
- オリーブオイル(ピュア)・・・・・100cc
- 鷹の爪・・・・・1本分
- にんにくの微塵切り・・・・・4~6g(好みで)
- フィレアンチョビの微塵切り・・・・・4g
- エリンギ茸・・・・・60g(5mm幅程度に厚めに切る)
- 本シメジ・・・・・1/3パック
- マッシュルーム・・・・・4ケ
- ブラックオリーブ・・・・・4粒(種無し)
- トマトの乱切り・・・・・1/2ケ分
作り方
- 錦爽鶏に塩・胡椒をしオリーブオイル(分量外)を敷いたフライパンに皮目を下にして狐色に焼き取り出します。
- キヤレットにオリーブオイル、鷹の爪、ニンニクの微塵切り、フィレアンチョビの微塵切りを入れて弱火にかけ香りを出します(焦がさないように注意)。鶏肉を鍋に入れます。
- 2にエリンギ茸、本シメジ、マッシュルームを加え弱火でコトコトと煮ます。
- 8分位経ったら具材に火が入った事を確認しブラツクオリーブ、トマトを加え更に2分程煮て塩、胡椒で調味します。
- 万能葱の刻みをふりかけ出来上がりです。
バケットパンやブールと共にお召し上がりください。