料理長からの食材だより
今が旬!「外房のヒラメ」を使った簡単グラタン
2015年12月16日
年末になり日々寒くなり、千葉県外洋の海水温度が下がってくるとヒラメが旬を迎えて美味しくなってきます。お刺身、煮つけ、洋風のカルパッチョで食べたり、と好まれていますね。
今月はグラタン料理を紹介します。
ホワイトソース、生クリームを使ったものでなく、簡単に出来るソースです。
鮃の簡単グラタンの作り方
①ヒラメの切り身、50g~100g人数分、出来れば厚さを揃えてください。
塩コショウで下味をして、30分ほど冷蔵庫に。
その間にほうれん草の葉だけを毟り、沸騰した湯に塩を加え下茹でし、冷水で冷やしたら水気を絞りとります。
②ヒラメの水気を拭き取りバットに並べ、ミルクと同じ量の水で薄めてひたひたに漬かる程度に注ぎ入れ、弱火にかけて沸騰する手前で静かに火を通します。
③フライパンに少量のバターと水を加えて火にかけ、ほうれん草を入れて加熱しグラタン皿に薄く敷きます。ボイルされたヒラメを載せます。
④ボールにマヨネーズを入れて、少量の白ワインでマヨネーズを伸ばしてレモン汁を絞り酸味と香りをつけ、魚全体に掛けて真ん中にトマトケチャップを少し日の丸のように乗せてシュレッドチーズを振ります。
⑤オーブンで焼きます。
無理に焼き色を付ける必要はありません。熱くなったらOKです。
手順よく作りアツアツのうちに食べましょう。
お子様からご高齢の方まで幅広く楽しめる味になります。
ほうれん草のグリーン、鮃のホワイト、ソースのイエロー、ケチャップの赤と色合いもよく、きりっと冷えた白ワインか吟醸酒でより美味しく召し上がれます。