料理長からの食材だより
良質なタンパク質いっぱい♪「ミラノ風カツレツ」
2015年11月16日
今月は豚肉・ロース肉を取り上げてみました。
千葉県内では多くのブランドポークを養育しており、畜産家の努力で安心安全な豚肉を安価にて出荷されています。
ご存知のように豚肉は良質なタンパク質を多く含み、そのタンパク質は身体の免疫力を高めます。
アミノ酸組成分のカルノシンが老化予防、疲労回復に効果が認められております。一緒に使う粉チーズは効率の良いカルシュウムたっぷりです。
では、普段のトンカツとは違うサッパリ味の「ミラノ風カツレツ」の作り方です。
ミラノ風カツレツの作り方
①ロース肉120g~150gの切り身の脂身を外した芯肉を俎板の上で、肉面の6倍ほどに大きく切ったサランラップで挟み、肉叩き(ビンか麺棒など)で5mm厚さくらいまで均一に叩き、手のひら大に延ばしてください。
②白い筋の部分を包丁の先で筋切りをし、薄く塩、コショウで味付けし、粉、溶き卵をくぐらせて、粉パルメザンチーズと細かい目のパン粉を混ぜ合わせた衣を貼り付けます。
③熱したフライパンに多めのサラダオイルを入れて、肉の両面を中火から弱火できつね色に焼き上げて油切りをしてお皿に盛ります。
カットレモンを絞って食べましょう。年配者にもお勧めです。サラダを添えるといいですね。
外した脂身ですが、1cm角に切り鍋で炒めて、冷蔵庫にある半端野菜と共に具沢山のブイヨンスープを作りましょう。
味付けは塩、コショウと固形スープの素でよいし、トマトを加えると美味しいですよ。