料理長からの食材だより
千葉県産「いちごたっぷりタルト」
2016年12月16日
12中旬から春迄旬である苺は特にクリスマスシーズンの欠かせない食材のアイテムの1つです、良く知られているのが栃木のとちおとめ、福岡県のあまおうなどがあります各県によってさまざまな品種がありおよそ数十種類にも及びます。
千葉県内で栽培されているチバベリー、ふさの香(ふさのか),桜香(おうか)、また栃乙女(とちおとめ)、紅ほっぺなど山武市、館山市などでも味の追求の為、勢力的に品質の研究をし栽培を行っています。
栄養価の面でもビタミンCを含み、風邪予防、疲労回復、肌荒れの予防効果があり、ある程度量をまとめて食する事が多いので摂取方としても適しています。
また、苺の赤い色素成分であるアントシアニンはポリフェノールの一種で、眼精疲労回復や視力回復に有効とされ、活性酸素を減少させガン予防にも大変効果があるとされています。
1月に入ると千葉県内でも苺狩りの出来る場所も沢山あります、観光を兼ねて行かれても良いかと思います。
今回は地産地消としてこの苺をたっぷりと使った苺とホワイトチョコレートのタルトをご紹介いたします、少しお手間がかかりますが器具、材料は容易に入手するものばかりです是非一度お試しください。
いちごたっぷりタルト(直径21cmのタルト型1台分)
タルト生地の材料
- 無塩バター・・・・・90g
- パウダーシュガー・・・・・45g
- 卵黄・・・・・1.5ケ分
- 水・・・・・3.75cc
- 薄力粉・・・・・180g
作り方
- ①②をボールに入れてホイッパーで白っぽくなるまで攪拌します。
- ③を加え更に良く馴染ませ④も加えます。
- ⑤を篩にかけ加え、ゴムベラでひとまとめにしていき、更に手で軽く捏ねひとまとめにし円盤状にしてラップで包み、冷蔵庫で1時間休ませる。
- 台の上に打ち粉をして麺棒で厚さ3mm、直径29cm程度に丸く延ばします。
- 型の内側に丁寧に敷き詰め、型の縁に麺棒を転がし余分な生地を切り落とします。
- クッキングシート、重石(お米で可)を載せ、200度のオーブンで10分間焼き、更に重石、紙を外し180度で5分間焼き、型のまま粗熱を取ります。
ホワイトチョコのフィリングの材料
- ホワイトチョコ・・・・・50g
- 無塩バター・・・・・20g
- 卵黄・・・・・1ケ
- 牛乳・・・・・50g
- 薄力粉・・・・・25g
- 卵白・・・・・1ケ
- グラニュー糖・・・・・15g
作り方
- ①②をボールに入れてお湯に浮かべ溶かし粗熱を取る。
- 1に③を加えホイッパーで良く混ぜる、④を少しづつ加え更に混ぜる。
- ⑤を篩にかけ加え更に混ぜる。
- ⑥⑦で8分立てのメレンゲを作る。
- 3、4を切る様にし混ぜ合わせ、空焼きしたタルト型に流し、170度で25分間焼きます。
- 苺・・・・・1パック分
※写真は生クリームを絞って仕上げてしますが、トッピングはお好きなデザインで構いません
また、苺の種類も沢山あるので、好みに合った品種をお使いいただいて良いと思います。