フラワーディレクターからの花だより
ダリア【和名:天竺牡丹(てんじくぼたん)】
2017年6月16日
ダリアの名前はスウェーデン植物学者ダール氏の名前にちなんで付けられたものです。
テンジクボタンという和名の由来はインドを経由して日本に持ちこまれたことと、花の形が牡丹に似ているからだといわれているそうです。
ダリアの花言葉は良い意味と悪いイメージの2種あるのでプレゼントをする時は注意が必要です!
良い意味の花言葉
「感謝」
日頃お世話になっている方にはもちろん、誕生日に「感謝」の花言葉を添えて、ダリアの花束をプレゼントすると、とても良いのではないでしょうか。
ちなみにフランス革命の時にダリアが流行しましたが、その時の労のねぎらいの言葉として「感謝」が使われたのが由来だそうです。
使ってはいけないダリアの花言葉
「裏切り」「移り気」
この2つはあまり良くない印象をうけてしまう花言葉ですね。
もし、ダリアをプレゼントするのでしたら、良い意味の花言葉を必ず添えて下さい!
なにも伝えないと悪い意味でとらてしまう可能性がありますし、そんな事でトラブルになってしまったら本当につまらないですよね。
ちなみに、ダリアはナポレオン一世の皇后であったジョゼフィーヌ・ド・ボアルネが好んだ花です。ジョゼフィーヌはダリアを自分だけの花にしたかったため独占的に育てていました。しかしある日、侍女がジョゼフィーヌを裏切りダリアの球根を盗んで自分の庭で育てていました。それを知ったジュゼフィーヌはダリアに飽きてしまい心がダリアから離れてしまったのです。この話から「裏切り」「移り気」という花言葉が生まれたそうです。
今回はダリアをメインにバラを合わせてみました。
スタイリッシュさを意識して器はアイアンスタンドを使用しております。
このような形のアレンジですと色合いに応じてですが花祭壇の両サイドに飾ったり、エントランスや思い出コーナーに飾ったりと空間をとても華やかに演出してくれます。