フラワーディレクターからの花だより
丈夫で花保の良い蘭の花「デンファレ」
2020年1月16日
今月、ご紹介する花は「デンファレ」です。
デンファレ「ラン科・デンドロビウム属」は水上がりも良く日持ちがするランの中でも、お手頃な金額で育てやすいランです。
正式名称は「デンドロビウム・ファレノプシス」でデンドロビウムの中でも胡蝶蘭に似た咲き方をするところから由来しています。
フィロデンドロン「サトイモ科・フィロデンドロン属」
亜熱帯地方に自生するサトイモ科の植物を指す、フィロデンドロン。
ギリシア語で「樹木を愛する」という意味を持ち、成長する際に樹木に着生する性質を持ちます。
ランの花らしく発色の良い色が多く、よく見るピンク系やパープル系以外にアプリコット系、ホワイト系、今回ご紹介しているグリーン系などがあり、さまざまなシーンでつかわれることが多くなりました。
最近ではエディブルフラワーとして食べられるデンファレも流通しています。
花言葉
デンファレの花言葉は「わがままな美人」「上品な色気」「天性の華を持つ」「思いやり」などがあります。
長く楽しむには?
低温に少し弱いのであまり温度が下がるようなところは避けた方が良いでしょう。
また花が水下がりした場合はふか水といって、花がつかるほどの水にしばらくつけておくと元気になるかもしれません。
今回は「デンファレ」をご紹介させていただきました。
南国の雰囲気があり、よくリゾート系のカフェやレストランなどで飾りとして置かれているのを見たことのある方は多いと思います。
ランの仲間のデンファレは丈夫で花保ちもよく、花色も豊富にあるので冠婚葬祭どんなシーンでも使われることが多い切花です。
当社でもお客様の想いを伝える商品づくりにかかせないアイテムのひとつになっています。