フラワーディレクターからの花だより
啓翁桜
2020年3月16日
日本を代表する春の花といって真っ先に思いつく桜。
桜といえばソメイヨシノが有名ですが、濃い紅色の川津桜や白色の大島桜など実に600種類もあります。
切花として出回っているのは今回ご紹介する啓翁桜が一般的で、フラワーショップだけではなくスーパーなどでも手に入ります。
今回はこの啓翁桜をメインにし、天文草と色のアクセントにデルフィニウム、ドラセナ(サンデリアーナ)を一緒に活けてみました。
ご家庭で活ける時には、枝の切り口を縦や十字に割れ目を入れてこまめに水替えをしてあげることで、つぼみから開花まで楽しめます。
思い起こすと、入学式や卒業式など晴れの日には私たちの近くでいつも優しくそして凛とした美しい姿で見守っていてくれた気がします。
そんな桜の花言葉は「優雅な女性」「精神の美」です。