フラワーディレクターからの花だより
丈夫で花持ちが良い「リューカデンドロン」
2020年10月16日
今回ご紹介する花は『リューカデンドロン』です。
リューカデンドロンは南アフリカ原産のエキゾチックな植物。数多くの品種が出回っていて、様々な色形のものがあります。
中心の松かさの様な部分が花となっており、花びらのように色づいている部分は花びらではなく、葉が変化した苞葉(ほうよう)と呼ばれるものです。丈夫で花持ちが良いリューカデンドロンは、こまめに水変えをしていれば長く楽しめる花です。
花言葉は、葉に隠された姿から連想される「閉じた心を開いて」「絢欄(けんらん)たる情熱」などがあります。
今回一緒にアレンジしたのは、ワックスフラワーという花です。まるでロウ(ワックス)細工のようなツヤと質感が特徴です。ワックスフラワーもリューカデンドロンと同じく花持ちが良い花です。
この二種類の花は、ネイティブフラワー(別名ワイルドフラワー)といわれるオーストラリアや南アフリカ原産の植物です。ドライフラワーにも適しているので長く楽しむことができますよ。
今年の秋は、個性が光るおしゃれなネイティブフラワーを活けてみてはいかがでしょうか。