社葬と合同葬の違いは?

基本的に「社葬」は企業が主催して執り行う葬儀で、費用の負担を担う施主は企業側が務めます。一方「合同葬」は、企業と遺族とが合同で主催する葬儀を言います。社葬では先にご遺族で個人葬(密葬)を行い、1~2ヶ月後などに本葬を執り行うことが一般的です。

合同葬の場合

通夜、葬儀・告別式をとりおこないます。費用は会社とご遺族(個人)が合同で負担します。

社葬・お別れの会の場合

ご遺族などで密葬(個人葬)をおこない、後日社葬やお別れの会として執り行います。通常は密葬の費用はご遺族(個人)、社葬・お別れの会の費用は会社が負担をします。

流れの詳細

葬儀社への事前相談

社内だけでなく関係各所やホテルなど場所を提供する側との交渉など様々な実務が発生します。正確で詳細な知識のもと事前準備を進められるよう、専門の葬儀社をあらかじめ検討しておきます。

事前相談に基づいた社内での調整・準備

社内取扱規定の整備やガイドラインの作成など、社葬に対する社内でのコンセンサスを得ておきます。また、対象者の旅立ちが近いような場合は、具体的な場所や予算、内容などを、依頼する葬儀会社を交え事前に話し合っておくことも大切です。

各方面への挨拶、費用の支払い等

なるべく早いタイミングでの各方面へのご挨拶が必要になります。また、費用の支払いは通常の経費処理とは別にし、早めにおこないます。

社葬の記録の整理や事後報告会

写真や名刺帳(記録帳)などをはじめ、組織図やタイムスケジュールなど式の運営にかかわる記録を整理、保管します。実行委員会で事後報告会もおこないます。

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